肩・肘の痛み

中年期以降の方で、肩が痛くて腕を挙げられないといった症状を、俗に「四十肩」「五十肩」と呼びますが、医療機関などの診断名では、主に「肩関節周囲炎」や「上腕二頭筋長頭腱炎」「棘上筋炎」などと言われます。
肩は「上腕骨」「肩甲骨」「鎖骨」「肋骨」で関節が形成されています。腕を挙げる時には、上腕骨や鎖骨、肩甲骨が連動する動作をしており、周囲には、回旋筋群と呼ばれる肩を動かす筋肉群が取り囲みます。
これらの関節の変位、筋肉の弱化が問題になりますが、その原因となるのは神経系の機能低下です。
神経の働きを正常に回復させないと根本的な解決にはなりません。

一般的に肘の外側の痛みをテニス肘、内側の痛みを野球肘といいますが、テニスや野球をしていない方も同様に、車のハンドルを切る時やコーヒーカップを持つ時などに痛みが出ます。
首から出て、腕や手へ走行する神経「頚神経叢」「腕神経叢」の影響が大きいといわれています。
肘には、『橈骨』と『尺骨』いう2つの骨が上腕骨とそれぞれに関節を形成しており、肩甲骨の変位は、上腕骨を引っ張って橈骨や尺骨も引っ張ります。肘は肩の疾患と同様に、背骨や肋骨、肩甲骨の変位、関連する筋肉の状態が影響しますので、周辺筋肉を支配している神経の機能を正常化させることで筋肉の働きを戻し、関節の状態を正すことが大切です。




保存的治療(リハビリ、注射、投薬、生活指導など)


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