セルグロース治療とは

セルグロースによる医療は、外科的な治療・移植によるものではなく、私達の細胞や組織に本来備わる自己再生能力を利用し、皮膚を正常な状態に再建・機能回復させる再生医療の一つです。
つまり、そのままでは再び形成されることのない失われた皮膚を再生させる、最先端再生医療といえます。



セルグロース治療の流れ


1クールの注入治療による持続効果は、約3年(コースによって違いがあります)と言われています。

線維芽細胞を定期的に注入(1年半〜2年)することにより、肌質が再生された状態を維持し続けて老化の速度を遅らせます。目の下のくまやホウレイ線が、できやすくなるお肌の変化は、線維芽細胞の減少によるコラーゲン産生減少が大きな原因です。
もともと自分の肌の中にある肌細胞を培養し、移植することでお肌を根本から若返らせます。

ご自身の皮膚から採取した細胞を培養し、注入するので副作用や失敗といった心配が全くありません。ダウンタイムは個人差がありますが、約1〜3日程度で長い人でも1週間くらいとなります。
膨らましたり、形を変える治療ではなく、肌を若返らせる治療ですので、不自然なしこりをつくったり、膨らんだりする心配も無用です。

お預かりした組織から採取した細胞は、細胞培養センターにて、細心の注意の元に一人ひとりの細胞を清潔下に手作業で培養・増殖させているので非常に安心です。
少しずつ、確実に自分の肌が自分の肌細胞によって再生されていきます。



※培養された肌細胞は1年間、培養センターにて低温凍結させて保管しておりますので、その間の追加注入時には皮膚を採取することは必要ありません。
肌の衰えを感じ出したり、気になり出したりした時が、セルグロースの治療開始の最良の時と言えます。


適 応

基本的には体のどこでも治療を行えます。
対象個所は下図をご参考下さい。



■線維芽細胞とは

実はお肌のハリやキメに最も重要なコラーゲンは、線維芽細胞なしでは生成されません。線維芽細胞でコラーゲン分子が作られ、細胞の中で結合してコラーゲン線維へと変化します。そのため、自己の線維芽細胞を直接注入するということには、非常に重要な意味があるのです。線維芽細胞は大量のコラーゲンを作り、肌の弾力を取り戻す修復効果が認められています。海外(イギリス)で歯周疾患や妊娠線治療などの、研究にも用いられています。
将来的にはシワの治療だけではなく、妊娠線などにも応用されていくと思います。



セルグロースとヒアルロン酸注射の違い

■ヒアルロン酸注射…継続的に注射が必要
ヒアルロン酸は時間の経過で100%吸収されるため、継続的な注射が必要になります。

■セルグロース治療…肌細胞そのものを再生させる
肌に線維芽細胞が働きかけ、コラーゲンを産出し続けるため、肌の再構築し、3〜5年は効果が持続します。

20代にピークを迎えた肌は徐々に老化していきます。
40歳を過ぎたあたりから、ヒアルロン酸注射を定期的に行ったとしても細胞数は増加・減少を繰り返しながらグラフのように下降していきます。
セルグロース治療の場合は注射後、細胞数が大幅に増え、その後老化はしていくとしても、将来的に大きな差がでます。



PRP(自己多血小板血漿)との併用で効果アップ

当クリニックでは同時にPRP(自己多血小板血漿)の同時注射も行います。
セルグロースにより肌細胞を増殖させて、PRPでその肌細胞をさらに活性化させることで、より優れた効果を発揮します。
グランクリニックでは効果的に治療していく、完全オーダーメイド皮膚再生医療として、セルグロースを患者様に提供させて頂きます。



価格はこちら
※PCサイトに移動します。

お気軽にお問い合わせ下さい
052-243-4874

【受付時間】
9:00〜12:30/15:00〜18:30
【定休日】
木曜・日曜・祝日