皮膚の色は、色素細胞で作られる“メラニン”、赤血球の“ヘモグロビン”の他、“カロチン”などによって成り立っています。 従ってアザは、「メラニン系」、「血管系」と 「その他のアザ」に分けられます。
毛細血管や小静脈の部分に、異常を起こしたものが「赤アザ」です。 「赤アザ」には、ポートワインステインと呼ばれる単純性血管腫(毛細血管性血管奇形)や、青紫色で皮膚の深い部分に存在する「海綿状血管腫(静脈奇形)」、りんごの頬のように毛細血管の拡張による「毛細血管拡張症」などがあります。 この他、生後まもなく出現して1歳くらいまで大きくなる鮮やかな赤色の「イチゴ状血管腫」もあります。
手術、あるいはレーザーで治療しますが、レーザーは選択が非常に重要です。 |