陥入爪は主に、足の爪甲(いわゆる爪のこと)の側縁が外側の皮膚に食い込んで、痛みと炎症を起こす状態で、疼痛や側爪郭の発赤腫脹、感染、不良肉芽などの症状を生じます。 第一趾に発生することが多く、陥入爪の原因は深爪や靴であるとされており、変形が高度になると爪甲の先端が筒状となります。 巻き爪に陥入爪を合併することもあります。 陥入爪と同様に巻き爪も第一趾に発生することが多く、原因は靴であるとされています。先端の細い窮屈な履物により側方から爪甲に圧迫が加わり、爪甲側縁が彎曲します。 ![]() 治療には保存療法(ワイヤー爪矯正)と手術があります。 陥入爪は保存療法の再発率が高いといわれています。 ![]() |